笑顔の奥に隠していた本音
🌼「大丈夫だよ」「気にしてないよ」
そう言って笑っていたけれど、心の中では泣いていました。
👩❤️👨夫婦での会話。
祈りのこと、信仰のこと、ほんの少し触れただけなのに、空気がピンと張りつめてしまった。
その瞬間、私はまた “いつものように” 笑って話題を変える自分に気づきました。
「うん、いいよ。気にしないで」
「私が一人で信じてるだけだから」
そう言って、あたかも“余裕のある妻”を演じていたけれど、
本当はずっと、わかってほしかった。寄り添ってほしかった。
🌀でも、言えなかった。
「わかってほしい」と言ってしまうのが、わがままのような気がして。
“理解されないこと”に傷つくより、最初から何も言わない方がマシだと思っていたんです。
🍃ある日、教会から帰ってきた私は、台所でひとり、食器を洗っていました。
夫はリビングでスマホを見ながら笑っていて、何も特別な会話はありませんでした。
でも、胸の奥がシクシクと痛み出して、手を止めた瞬間、涙がぽろぽろとこぼれたのです。
「なんで私だけ…」
「なんでこんなに、さみしいんだろう…」
声に出せない思いが心を満たして、私はそこで静かに泣きました。
🌟あのときの私は、がんばりすぎていました
「信仰を持つ妻として、しっかりしていなきゃ」
「夫の前では、弱いところは見せられない」
そんなふうに、自分で自分にプレッシャーをかけていたように思います。
でも、それは信仰の強さなんかじゃなくて、
「心を閉じる」ことによって、自分を守っていただけだったのかもしれません。
📖そんな私の目に飛び込んできた聖書の言葉があります。
「すべて疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。」(マタイの福音書11章28節)
💧この御言葉に触れたとき、私は初めて「泣いてもいいんだ」と思えました。
信仰って、強くいることじゃない。
弱さをそのまま、神さまの前に差し出すことなんだと、心が静かに教えてくれました。
🌱それから、私は祈りの中で自分の気持ちを正直に言うようになりました。
「神さま、わかってほしいです」
「私は本当は、寂しかったです」
「夫に伝えたいのに、伝える勇気がないんです」
そんな祈りを重ねていく中で、不思議と心がほどけていきました。
📖ある日の祈りの中で、こんな御言葉にも出会いました。
「人はうわべを見るが、主は心を見る。」(サムエル記第一 16章7節)
💡神さまは、私の笑顔の奥にある涙も、ちゃんと見ていてくださった。
誰にも言えない心の内を、誰よりも深く理解してくださるお方がいる。
そのことに気づいたとき、私は初めて“本音で祈る”ことができたのかもしれません。
🕊️本音で祈ったとき、小さな変化が始まりました
夫は、相変わらず教会には行きません。
信仰についての話も、やっぱり避けられてしまうことが多いです。
でも、以前ほど私は落ち込まなくなりました。
それは、自分の中に“平安”が根を張り始めたからです。
祈りの中で、「神さまがわかってくださる」という安心感が、
私の心に静かな強さを与えてくれたのです。
🌿そして、ある日。
私が夕食の準備をしていたとき、夫がふと、こんなことを言ってきました。
「なあ、クリスマスって、どうして教会に行くの?」
突然の質問に、私は一瞬びっくりしました。
今まで、信仰の話題には無関心だった夫が、自分から口を開いたことが嬉しくて。
でも、前の私だったら、ここで一気に説明しすぎていたかもしれません。
だから私は、深呼吸してから、こう答えました。
「うーん、特別な日だからかな。イエスさまが生まれたことを、感謝する日なの」
すると夫は、「そうなんだ」とだけ言って、またテレビのほうに目を向けました。
ほんの短いやり取りでしたが、私にとっては、それが大きな一歩に思えました。
🌸きっと、神さまが“沈黙の中で働いてくださっていた”証だったのだと思います。
💬わかってもらえないからこそ、心が深まる
信仰のことを話しても、スッと理解してくれる人がいる一方で、
どんなに話しても伝わらない人もいます。
でも、それでも祈り続ける中で気づいたのです。
“わかってもらえない”からこそ、自分の心の中に神さまとの深い関係が育っていくのだと。
私にとって、信仰とは「誰かと共有するもの」だと思っていたけれど、
今は、「まず神さまとの個人的な関係が基盤になるもの」だと思えるようになりました。
📖そんな思いを抱えていた頃、心にしみた御言葉があります。
「あなたがたの柔和な心を、すべての人に知らせなさい。主は近いのです。」(ピリピ人への手紙 4章5節)
“伝える”より、“見せる”信仰。
“語る”より、“生きる”信仰。
その姿勢が、夫の心にじんわりと届くのかもしれません。
🌷あなたにも、心の奥にしまいこんだ本音があるなら
もし今、あなたが「わかってもらえない」「孤独だ」と感じていたら、
その思いは決してあなただけのものではありません。
私もそうでした。
笑っているけれど、心は泣いていた日がありました。
でも、神さまは見ておられます。
あなたの笑顔の奥にある痛みを、だれよりも知ってくださっています。
だから、祈ってください。
涙がこぼれても、言葉にならなくてもいいんです。
そのままのあなたに、神さまは優しく応えてくださいます。
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🌈「わかってもらえない」から、「神さまがわかってくださる」へ
心の奥にしまっていた本音を、神さまにだけは伝えてみてください。
神さまは、そのすべてを受け止めてくださいます。
そして、あなたの変化が、いつかご主人の心にもやさしく届いていくはずです。
大丈夫です。
あなたの信仰は、誰にも見えなくても、ちゃんと神さまの目にとまっています。
一緒に、心の奥にある本音を、祈りに変えて歩んでいきましょう。
🌿今日のあなたの一歩が、明日の希望になりますように。
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