心が離れていくのを感じるときに祈ったこと
💭「最近、会話が減ったな」
「隣にいるのに、どこか遠い気がする」
そんなふうに思ったこと、ありませんか?
👫夫婦として暮らしていても、同じ空間にいても、
心がまるで別々の場所を向いているような、あの感覚。
私はそれを、結婚して数年経った頃に経験しました。
🍃仕事に疲れた夫が帰ってきて、テレビを見ながら無言で夕食を食べる。
その姿を見ながら、私は「今日も、何も話せなかった」と胸が痛みました。
私:「おかえり、今日はどうだった?」
夫:「ん、まあ普通」
それ以上、会話は続かない。
私の中にあった「分かち合いたい気持ち」が、何度も跳ね返される日々。
📖信仰の話なんて、とてもじゃないけど出せない空気。
どこかで、「ああ、心が離れていってる」と思っていました。
🌀“私ばかりががんばってる”と感じてしまった
毎日、家のことも、祈りも、気遣いもしてるのに。
夫の態度がそっけないと、「なんのために努力してるんだろう」と虚しくなる。
そしてその思いが、夫への不満に変わっていくのを感じました。
「どうしてわかってくれないの?」
「私の気持ちなんて、どうでもいいの?」
でも、それを口に出す勇気もなくて、
結局、何も言えずに夜が更けていきました。
🌧️ある夜のことです。
夫がリビングで寝落ちしているのを見ながら、私はひとり寝室に入り、ふと祈り始めました。
「神さま、私は…もう、わかりません」
「このまま、心が離れていくのがこわいです」
涙が止まらなくて、声にならない祈りになりました。
そのとき、ふと頭に浮かんできたのはこの御言葉でした。
「主に望みをおく者は、新しく力を得、鷲のように翼を広げて上ることができる。」(イザヤ書40章31節)
🌿この言葉に、私は少しだけ救われた気がしました。
「心が離れているように見えても、主に望みをおくなら、立ち上がれる」
そう思えた瞬間、祈りがすすり泣きから“願い”に変わっていったのです。
💡私が変わらなければと思い込んでいた
心の距離を埋めたくて、私はずっと「自分が変わらなきゃ」と思っていました。
もっと明るく接して、もっと優しくして、もっと気づかって。
でも、それが続くと心がすり減ってしまうんですよね。
ある日の祈りの中で、私はこう言いました。
「神さま、私はもう、がんばれません」
「“いい妻”を演じるのに、疲れてしまいました」
すると、心に静かに語りかけるように、ある言葉が響いてきました。
「わたしの恵みは、あなたに十分である。」(第二コリント12章9節)
🌸ああ、そうか。
私は“完璧な妻”じゃなくていい。
神さまの恵みに頼っていいんだ。
そのままの私で、主の前に立ってもいいんだ。
その気づきは、私の心をそっと支えてくれました。
🙏距離があるままでも、できる祈りがある
「心が通じ合っていないのに、祈るなんてむなしい」
以前の私は、そんなふうに感じていました。
でも、少しずつわかってきたのです。
距離があるからこそ、祈る意味があるということを。
会話が減っても、目が合わなくても、
夫が冷たい態度を取っても、
私には“主とつながる”方法がある。
祈ることで、心の奥がつながる感覚。
それが、少しずつ私の心を癒していきました。
🌙私がよく祈ったのは、こんな言葉です。
「神さま、夫を愛する力を与えてください」
「心が冷えきらないように、私の心を守ってください」
「何も起きないように見える日々にも、あなたが働いておられることを信じさせてください」
これらの祈りは、いつしか“習慣”になり、
夜の静けさの中で心を整える時間になっていきました。
📖その頃、聖書の中のこの言葉が、まさに私の心に響いていました。
「忍耐をもって走り続けようではありませんか。」(ヘブル人への手紙12章1節)
🌱何も変わらないようで、少しずつ変わっていた
ある日、夕食の片付けを終えた後、夫がふと、
「最近、なんか前より静かになったね」と言ってきたのです。
一瞬、ドキッとしました。
「それって、いい意味…?」と聞き返すと、
「うん。なんかピリピリしてないっていうか。落ち着いた感じがする」と。
📌それは私にとって、何より嬉しい言葉でした。
なぜなら、私の中で起きた“心の静けさ”が、夫にも伝わっていた証だったからです。
💡それ以来、私は“変えようとする祈り”から、“信じて待つ祈り”へと変わっていきました。
「夫婦の関係を回復してください」
という願いから、
「私の中に、神さまとの平安を根づかせてください」
という願いに変わっていったのです。
その祈りの変化は、まるで私の心に神さまの光が差し込んでくるようでした。
📖聖書にはこうあります。
「あなたがたは、もし落胆せずにいれば、時が来て、刈り取ることになります。」(ガラテヤ人への手紙6章9節)
🌸“時が来て”…その言葉に、どれだけ支えられたかわかりません。
今はまだ刈り取れなくても、
今はまだ何の芽も出ていないように見えても、
神さまの“時”は、必ずやってくる。
そう信じることができると、心の中に希望の芽がぽつんと生まれました。
🌸
それは、ある日曜日の朝のことでした。
私は教会に行く準備をしていて、夫はリビングで新聞を読んでいました。
特に何か話したわけでもなく、いつもの静かな時間。
でも、その日ふと夫が言ったのです。
「寒いから、帰り気をつけてね」
たった一言。
でも、その一言に私は、今までになく胸があたたかくなりました。
📌言葉に出さなくても、
私が“信仰を大事にしていること”を、ちゃんと認めてくれている。
そんな“わかってくれてる気配”に、心がじんわりとほどけていくようでした。
💡神さまは、夫を変える前に、私の心を整えてくださった
以前の私は、「夫が変わるように」ばかり祈っていました。
でも今は、「私の心をあなたの目線で整えてください」と祈るようになった。
その変化が、夫婦関係にも影響を与えている気がします。
「伝えなきゃ」と思うよりも、
「委ねよう」と思えるようになったことで、空気がやわらかくなったのかもしれません。
📖心に残っている御言葉があります。
「神は平和の神である。」(第一コリント14章33節)
信仰のある家庭だから、いつも笑顔で完璧…なんてことはない。
でも、信仰があるからこそ、
“どんな距離の中にも平和を見出す”ことができるのです。
💬あなたも今、心の距離に悩んでいませんか?
「前はもっと近かったのに」
「最近は何を話しても響かない」
「もう、夫婦って何なんだろう…」
そんなふうに感じていたら、どうか覚えていてください。
それでも、神さまはあなたを見捨てておられません。
むしろ、“そこ”にこそ神さまが働いてくださるのです。
🌿神さまは、祈りを通してあなたの心を整え、
小さな気づきと平安を運んでくださいます。
あなたの毎日の中に、そっと寄り添ってくださっています。
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🌈神さまの目には、あなたの歩みが尊い
心が離れていくように感じるときも、
会話がなくて孤独を感じるときも、
神さまはあなたの歩みを決して見逃されません。
あなたが「祈ろう」と決めたその瞬間から、
神さまの働きはすでに始まっているのです。
どうか今日も、
心の奥でそっと祈るあなたに、神さまの深い愛と平和が注がれますように。
🌿神さまと共に、今日も歩んでいきましょう。
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