相手に話すより、神さまに話したほうがよかった日|信仰と結婚に悩むクリスチャン女性へ

夫婦関係

相手に話すより、神さまに話したほうがよかった日

💭「なんで、こんなふうに言われなきゃいけないの?」
そう思った瞬間、心の奥で“プツン”と何かが切れた気がしました。

👫夫婦として長く過ごしていると、
言葉にできない“すれ違い”や“温度差”を感じることがあります。

とくに信仰のことで意見が合わないとき、
私は何度も、夫に伝えたい思いを飲み込んで、心にフタをしてきました。

でも、あの日だけはどうしても耐えられなくて、
言い返すように口を開いた瞬間――
「神さまに話せばよかった…」と、すぐに後悔したのです。

🍃その日は、礼拝から帰ってきた日曜日の午後でした。

教会で心がとても満たされて、嬉しい気持ちで帰宅した私。
「今日のメッセージ、すごく心に響いたんだ」
と、何気なく夫に話しかけたのです。

でも返ってきたのは、そっけない一言。

「ふーん、なんか最近、教会のことばっかりじゃない?」

私は一瞬、心が止まりました。
「ばっかりって…」と思ったけれど、反射的に笑ってごまかしました。

でも、心は笑っていませんでした。

🌀わかってもらいたい気持ちが溢れ出た

夕食の準備をしているとき、私はモヤモヤを抑えきれず、
ついに夫に言ってしまったのです。

「私にとって教会は、すごく大事な場所なの」
「あなたはいつも“関係ない”みたいに言うけど、私には本当に大切な時間なの」

夫は驚いたような顔をしていました。
そして少しだけ不機嫌な声で言いました。

「別に否定してないじゃん。ただ、俺には関係ないってだけ」

その言葉に、心がギュッと締めつけられました。

“関係ない”
その言葉の破壊力は、思っていた以上でした。

🌧️その夜、私は布団の中で泣きました。

「どうして、あんな言い方になるの?」
「なんで、少しだけでも歩み寄ってくれないの?」
「私は、あなたに聞いてほしかっただけなのに…」

涙が止まらず、ぐしゃぐしゃになった枕を握りしめながら、
私はようやく祈り始めました。

「神さま…ごめんなさい。
あなたに話す前に、自分の感情をぶつけてしまいました」

📖ふと、以前読んだ御言葉が思い出されました。

「言葉を出すにはおそく、怒るにはなおおそくあれ。」(ヤコブの手紙1章19節)

まさに、私に向けられたような言葉でした。

あのとき、夫に話す前に神さまに話していたら、
あんなふうにぶつかることはなかったかもしれない。

そう思うと、悔しくて、情けなくて、
でもどこかで「次はきっとできる」と思わせてくれる、
神さまの愛のある“叱咤”にも感じたのです。

🌿“聞いてもらえない”痛みを、神さまは知っておられる

信仰の話を聞いてもらえない。
分かち合いたいのに、壁をつくられてしまう。

それって、本当にさみしくて、
心がじわじわと冷えていくような感覚です。

でも、そんな私たちの思いを、
誰よりもわかってくださるお方がいます。

それが、神さまです。

📖イエスさまご自身も、
最も大切な弟子たちにさえ、理解されないことがありました。

「目を覚まして、わたしと共に祈っていてほしい」
そう願ったゲツセマネの園で、弟子たちは眠ってしまったのです。

「わたしは心のうちが深く悲しみ、死ぬほどです。ここにいて、目を覚ましていなさい。」(マルコの福音書14章34節)

😢この言葉を読んだとき、私は涙が止まりませんでした。

「わかってほしいのに、わかってもらえない」
そのつらさを、イエスさまご自身が知っておられる。

それなら、私はこの“さみしさ”を、
まず神さまに打ち明けるべきだったのかもしれない。

その思いが、私の中に“静かな希望”を生み出し始めたのです。

🌙神さまにだけ話した日、心が軽くなった

それから数日間、私は夫に信仰の話をするのをやめました。
代わりに、毎晩、小さな声で祈る時間を大切にしました。

「神さま、私は聞いてほしいだけでした」
「でも、あなたが聞いてくださるなら、それで十分です」
「私の思いを、どうかあなたが整えてください」

最初はただの“自分の気持ちの整理”のようでしたが、
祈りを重ねるうちに、不思議と心が落ち着いていったのです。

🍂ある晩、仕事から帰った夫が少し不機嫌で、
夕食もあまり口をきかずに黙々と食べていました。

以前の私なら、「また無視…?」「何か悪いことした?」と心がざわついたはず。
でもその日は違いました。

祈りで心を整えていた私は、自然とこう思えたのです。

「神さま、きっと夫も疲れてるだけ。
今は、言葉より祈りで寄り添わせてください」

そして、ただ静かに、「おつかれさま」とだけ言いました。

✨その夜、何気なくつけたテレビ番組で、
人生や価値観について語るドキュメントが放送されていました。

夫がボソッとつぶやきました。

「…人って、何を信じて生きてるかで、全然違うんだな」

私は驚きました。
そこに“信仰”という言葉はなかったけれど、
どこか夫の中に、“考える心”が生まれていたのを感じたのです。

📌神さまにだけ話していた私の祈りが、
少しずつ、目には見えない形で働いていたのかもしれない。

🌱祈ることで、自分が守られる

あるカウンセラーの方が言っていた言葉があります。

「祈りとは、相手を変えるためにするものではなく、
自分の心の平和を保つための“呼吸”のようなものです」

この言葉が、まさに私にぴったりでした。

夫との会話がない日も、
信仰を否定されるような視線を感じた日も、
神さまにだけは“本音”で話す。

それが、私の心を守る大切な営みになったのです。

📖ある日読んだ御言葉が、今でも心に残っています。

「あなたがたの願い事を、感謝をもって神に申し上げなさい。そうすれば、神の平安が…あなたがたの心と思いをキリスト・イエスにあって守ってくれるでしょう。」(ピリピ人への手紙4章6〜7節)

💧私はこの“神の平安”という言葉に、
どれだけ慰められたかわかりません。

神さまに話せば、
すぐに状況が変わるわけではない。
でも、自分の心が確実に整っていく。

その経験を通して、
「話すべき相手はまず神さまなんだ」と確信するようになりました。

🌷不思議なのですが、神さまに話すことで“余裕”が生まれると、
夫との会話もやわらかくなっていきました。

たとえば、夫が「今日、疲れた」とだけ言ってきたときも、
「そっか、がんばったんだね」と、
以前よりもやさしい気持ちで返せるようになったのです。

それはきっと、
私の心が“満たされている”からできたこと。

満たされていないときは、
どうしても「わかって」「聞いて」ばかりになってしまう。
でも、神さまが心を満たしてくださると、
“わかってもらえなくても愛せる”余裕が生まれるのです。

📌そう気づいたとき、私はやっと祈る意味がわかりました。

祈りは、神さまとの会話であり、
心を整える“静かな力”なのだと。

誰にも言えなかったこと。
理解されなくて傷ついた思い。
「どうせ言ってもムダ…」と諦めていた本音。

それを、全部神さまに話すことで、
少しずつ“心の中に光”が差し込んできたのです。

🌸変わらないようで、少しずつ変わっていくもの

ある日、夫がテレビを見ながら、
ふとこんなことを言いました。

「“信じる”って、簡単じゃないよな…」

それはまるで、私に向けて言ったような、
でも照れくさそうに目も合わせないままの言葉でした。

📌私は驚きながらも、その場では何も返しませんでした。
でも、心の中で、静かにこう祈りました。

「神さま、ありがとうございます。
ほんの小さな言葉だけど、私の祈りに応えてくださったように感じます」

🌟それからも、夫が信仰を持つようになったわけではありません。
教会に来ることも、聖書を開くこともありません。

でも、夫の中に“信仰という存在”が、
少しだけ“遠い話ではなくなった”ように思えるのです。

そして何より、私自身が変わった。

– すぐに感情的に言い返さなくなった
– 夫の言葉の奥にある“疲れ”や“戸惑い”に目を向けられるようになった
– 「わかってもらえなくても、神さまがわかってくださる」その安心を持てるようになった

これは、神さまに話すようになったからこそ、与えられた変化だと感じています。

💡祈りの先にある“確かな平安”

信仰を持つ者として、
ときには「夫に信じてほしい」という願いが大きくなりすぎて、
“信仰を伝える”つもりが、“押しつけ”になってしまうこともあります。

でも、神さまに語ることで、
その願いが“信頼へ”と変わっていく。

📖そんな私に、背中を押してくれた御言葉があります。

「あなたの道を主にゆだねよ。主に信頼せよ。主が成し遂げてくださる。」(詩篇37篇5節)

この言葉に出会ってから、
「自分がどうにかしようとしなくていいんだ」
そう思えるようになりました。

神さまに委ねるとき、
自分では変えられない現実の中でも、
“心に平安”という奇跡が与えられるのです。

🕊️信仰を共有できないとき、
わたしたちはどうしても“孤独”を感じてしまいます。

でもその孤独の中にこそ、
神さまが深く寄り添ってくださっていると気づくとき、
その孤独は“祈りの場”へと変わっていきます。

そしてその祈りは、
必ず、見えないかたちで家庭に影響を与えていくと、私は信じています。

🎁今日もあなたにできること

もし今、「もう話してもムダだ…」と思っていたら、
まずは神さまに、その気持ちを打ち明けてみてください。

相手に届かなくても、
神さまには、どんな言葉も届きます。

今日のあなたの祈りが、
あなた自身の心を守り、
いつか家庭に小さな光を灯す日がきっと来ます。

📩あなたのその“静かな祈り”を、私たちは応援しています。

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プロフィール
Ainobi

40代主婦のAinobiです
元ノンクリスチャンの夫と結婚13年。
わかり合えなかった日々も、今ではいい思い出。
悩むあなたに、そっと寄り添えますように🍀

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信じる妻と、信じない夫。

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