🌿「なんで私ばっかり…」
そんな思いを胸の奥に押し込めながら、私は今日も笑顔を作っていました。
夫には気づかれたくなかったのです。
信仰を持つ妻として、良い妻でいなければ。
そんな思いが、私の心を縛っていたからです。
💍結婚して数年。
私はずっと「笑顔でさえいれば、きっとうまくいく」と信じてきました。
夫は、私が信仰を持っていることを否定したことはありません。
けれど、私の信仰に対して深く関心を持つこともありませんでした。
⛪教会の話をすると「ふーん」と生返事。
祈りの話をしても、「そうなんだ」とそれ以上は広がらない。
私はそのたびに、胸の奥がひやりと冷たくなるような寂しさを感じていました。
🌸でも、表情には出しませんでした。
「信仰を持つ妻なのだから、
夫に不満なんて見せてはいけない。」
そう自分に言い聞かせながら、
今日も明るく「おはよう」と声をかける私がいました。
夫はいつも穏やかに微笑んでくれます。
☕日曜の朝、私は礼拝に行く準備をし、
ソファでコーヒーを飲みながらテレビを見ている夫に
「いってきます」と声をかけました。
「うん、いってらっしゃい」
夫はいつものように優しい声で送り出してくれました。
でも、私は…
夫のその笑顔が、かえって孤独を深めるものになっていることを
本人には言えませんでした。
🚶♀️礼拝へ向かう道すがら、
私は何度も神さまに問いかけました。
「神さま、私たちはこれでいいんですか?」
祈りながらも、涙がにじんで視界がぼやけていきます。
周りの夫婦は、手を取り合うようにして教会に来ていました。
それが羨ましくて、胸が締めつけられるようでした。
🌿私たちも、信仰を一緒に分かち合えたらどんなにいいだろう。
でも、現実は違いました。
💧私は一人で神さまに向かい続けるしかなかったのです。
📖ふと心に浮かんだのは、聖書のこの言葉です。
「疲れた者、重荷を負う者は、みなわたしのもとに来なさい。
わたしがあなたがたを休ませてあげます。」
(マタイの福音書11章28節・新改訳2017)
🌸この御言葉を思い出した瞬間、
胸の奥が少しだけふわっと温かくなりました。
「私ばかり頑張っている」
そう思っていたけれど、
本当は私が勝手に頑張ろうとしていたのかもしれない。
神さまは、私の笑顔の奥に隠れている弱さや涙さえも
すべて見てくださっている。
🌱「がんばらなくていい」
そのささやきが、心に静かに届いたようでした。
そして私は、決意しました。
「夫を変えようとするより、私の心を守ろう。」
🌸この小さな決意が、私にとっての信仰の新しい一歩になったのです。
🌙夜になると、私は一人で小さなため息をついていました。
夫は隣の部屋でリラックスしている。
子どもは寝息を立てている。
静まり返ったリビングで、私は心の奥から言葉が漏れそうになるのを
必死でこらえていました。
「どうして、私の信じていることが伝わらないんだろう。」
夫と向き合うたびに、何度もこの問いがよみがえります。
私は、結婚前から信仰を持っていました。
「あなたが信じることは自由だよ」
夫はそう言ってくれた人です。
だから、きっといつか分かち合えると
どこかで期待していました。
でも、現実は違いました。
⛪私が教会の活動や祈りについて話すと、
夫はやさしく微笑んで聞いてくれます。
でもその微笑みの奥には、
どこか「自分には関係ない」という線が引かれているように感じるのです。
🌸私は、その壁を壊したくて必死でした。
「祈りの素晴らしさを話せば、夫も心を開くかも。」
「聖書の言葉を一緒に読めば、何かが変わるかも。」
そう信じて、何度も何度も話題にしました。
けれど、夫は決して怒ることはありませんでしたが、
いつも笑顔で話題を終わらせてしまいます。
📖「祈りは、神さまとの会話なの」
私がそう話したときも、夫はこう答えました。
「そうなんだね。大切にしてるのは分かるよ。」
💧その優しさが、私には逆につらかったのです。
「わかってくれようともしない」
そんな思いが、心の奥に溜まっていきました。
🌿ある夜、私は台所で食器を洗いながら、
涙がぽろぽろと流れ出しました。
夫はテレビの前で笑っている。
私のこの涙には気づいていない。
「私ばかり、なんでこんなに必死なんだろう。」
🌙心がポキンと折れそうになりました。
でも、その夜ふと思い出した御言葉がありました。
「人が心に思うことは多くても、主の計画こそが成る。」
(箴言19章21節・新改訳2017)
✨その瞬間、私ははっとしました。
「私が、夫を変えようとしていた。」
夫に神さまの素晴らしさを知ってほしいと願うのは
悪いことではありません。
けれど、
私の祈りはいつしか「夫を変えてください」にばかりなっていたのです。
神さまは、私のその思いさえも受け止めてくださっています。
けれど、私は気づきました。
変わるべきは、まず私の心の姿勢なのだと。
🌸その日から私は、祈りの言葉を変えるようにしました。
「神さま、夫を変えてください。」から、
「神さま、夫を受け入れる心を私にください。」
そう祈るようになったのです。
🌿すると、不思議なことが起きました。
夫が変わったのではなく、
私の心が少し軽くなったのです。
「伝えよう」「わかってほしい」
その必死さが消えて、
夫とただ普通に話すことができるようになりました。
🌿そうやって少しずつ心を整えていくと、
夫との会話が自然になりました。
以前は、どんなにささいな一言にも
「どうして信仰のことをわかってくれないの?」と
心の中で責めてしまっていました。
でも今は、違います。
夫の言葉や態度が変わったわけではありません。
変わったのは、私の心の受け取り方だったのです。
🌸夫が何気なく言った「最近、前より話しやすいね」という一言。
その言葉を聞いた瞬間、
私は胸が熱くなり、神さまに心の中でこうささやきました。
「神さま、これがあなたの働きですね。」
✨夫は気づいていないかもしれません。
でも、この小さな変化は、私にとって大きな神さまからの恵みでした。
🌿私は気づきました。
「笑顔」は取り繕うものではなく、
神さまから湧き上がるものだと。
無理に笑わなくてもいい。
泣きたい日は、神さまの前で泣けばいい。
🌱そして、私の中に湧き上がる喜びや平安を、
少しずつ夫にも分けていけたらそれでいい。
そう思えるようになったのです。
📖御言葉が思い出されます。
「神は忍耐と励ましの神であって、あなたがたが心を一つにして、共に声を合わせて…神をあがめるようにしてくださいますように。」
(ローマ人への手紙15章5〜6節・新改訳2017)
🌸この言葉を読むたびに、
「心を一つにする」というのは
私の努力や説得によるものではないと気づきます。
神さまがその時を備えてくださる。
だから、今は焦らず、
私にできることを静かに続けていこう。
🌷それが、信仰を持つ妻として
家庭の中でできる大切な歩みなのだと感じています。
そして、あなたにも伝えたいです。
「笑顔の奥に隠した涙も、神さまは見ておられる」
🌿だから、どうか一人で抱え込まないでくださいね。
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